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こんにちは。
お世話になります。
ウォリアーズTV たろうです!
【結論】
ステフィン・カリーは、単なる歴代最高のシューターではなく、今なおNBAの勢力図を塗り替える「歴史的TOP5プレイヤー」であり続けている。
その事実は、レジェンドであるアレン・アイバーソンの「絶対だ」という感覚的な評価と、ESPNの最新予測モデルが示す客観的な数字によって、二重に証明されています。
【理由①:アイバーソンが見抜いた“ゲーム構造の支配力”】
殿堂入り選手であるアレン・アイバーソンは、他のレジェンドとは異なる視点でステフィン・カリーを評価しています。それは、単なる個人の得点能力やスキルセットを超えた、ゲームそのものへの影響力です。
事実:
2025年10月、CBSのインタビューで自身の歴代TOP5を問われたアレン・アイバーソンは、明確な口調で次のように語りました。
「マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、レブロン・ジェームズ、ステフ・カリー、シャキール・オニール。絶対だ。彼のような選手は人生で一度も見たことがない」(”Michael Jordan, Kobe Bryant, LeBron James, Steph Curry, Shaquille O’Neal. Absolutely. Never seen anything like him before in my life.”)
(出典: CBS News Interview, Oct 9, 2025)
見解:
アイバーソンが「絶対だ」と断言した背景には、同じ“ゲームを変えた”スモールガードとしての共感と理解があります。アイバーソン自身がクロスオーバードリブルでペイントエリアへの道を切り拓き、ディフェンスの常識を変えたように、カリーは3ポイントシュートでコート全体の概念を再定義しました。
アイバーソンが支配したのはボールを持った際の「1対1の空間」でした。しかし、カリーが支配しているのは、ボールの有無に関わらず、コート上の選手配置やディフェンスシステムといった「試合の構造」そのものです。彼の存在は、もはや一つの戦術兵器であり、チームのシステムそのものと言えます。
- 通算3ポイント成功数: 3,890本以上(NBA歴代1位)
- オフボール・グラビティによる味方選手の3P成功率上昇: +7.3%(出典: Synergy, 2024-25)
ボールを持たずとも、相手ディフェンス2人、3人を引きつける力。この目に見えない貢献こそが、彼の価値の核心です。
【理由②:ESPNモデルが証明する“リーグ屈指の強豪チームの中心”という事実】
アイバーソンの感覚的な評価は、最新のデータ分析によっても裏付けられています。37歳を迎えてもなお、カリーがリーグ優勝を狙えるトップクラスのチームを牽引する中心選手であることが、数字によって示されました。
事実:
2025年10月9日に発表されたESPNのシーズン予測モデルにおいて、ウォリアーズは56勝という高い数字を記録し、これはリーグ全体で2位にランクされています。この予測の根拠として、ESPNはジミー・バトラーIII加入後の23勝8敗という期間(勝率.767、シーズン63勝ペース)を重視しています。
(出典: ESPN “NBA 2025-26 Team Projections”, Oct 9, 2025)
事実:
同モデルは、ウォリアーズの強さの根源を次のように分析しています。
「ウォリアーズには11人もの選手がリーグ平均を上回るRAPM(選手の総合的な影響力を示す指標)を持っており、ステフィン・カリーが依然としてチームの中心にいることが勝率を押し上げている最大の要因である」
実際に、カリー個人のスタッツも、彼の支配力が衰えていないことを示しています。
- オンコート時のチームオフェンシブ・レーティング: 120.3
- オフコート時のチームオフェンシブ・レーティング: 108.4
- オン/オフ差: +11.9
- クラッチタイムのTrue Shooting Percentage: 72.8%(リーグ1位)
見解:
これらのデータは「ステフィン・カリーがコートに立ち、健康である限り、ウォリアーズは優勝を狙えるチームであり続ける」という現実を、揺るぎない事実として証明しています。
【戦術と戦略の核心】
ウォリアーズのアイデンティティを問われたスティーブ・カーHCは、「我々のアイデンティティはステフを中心に回っている」と答えています。この「revolve(回る)」という表現が、カリーの戦術的価値を最も的確に示しています。
カリーの凄さは、ボールを持っている時間だけでなく、ボールを離した後の動きで相手のディフェンス組織を根こそぎ破壊する点にあります。彼がスクリーンを使い、コートのどこかへ移動する。ただそれだけで、相手のディフェンス5人は連鎖的にポジションを修正せざるを得なくなり、守備網に必ず歪みや亀裂が生じます。
見解:
カリーの支配力は、ボールタッチの「回数」ではなく、相手ディフェンスからの「注視率」にあります。この見えない引力、いわゆる“グラビティ”こそが、アル・ホーフォードの的確なスクリーンや、ジミー・バトラーIIIの鋭いカットプレーを最大限に引き出すための鍵となります。
【エピソード:尊敬のバトンは、世代を超えて】
この評価の流れは、突然始まったものではありません。2019年のNBAオールスターウィークエンドで、アイバーソンはカリー本人に直接「You’re in my top five all day(お前はいつでも俺のTOP5だ)」と伝えています。
この言葉を受け取ったカリーは、後にポッドキャスト番組「All The Smoke」でその時の心境をこう語りました。
「自分が多大な影響を受け、彼のプレーを見て育った選手が、今度は自分のプレーを評価してくれる。上の世代のレジェンドの中には、なかなか称賛を口にしたがらない者もいる。だからこそ、彼から直接そう言ってもらえたことは、本当に大きな意味があった」
見解:
このやり取りは、単なる賛辞の交換ではありません。マイケル・ジョーダンがコービー・ブライアントを認め、コービーがレブロン・ジェームズを認めたように、これは世代を代表するアイコンから次世代のアイコンへの「公式な王位継承」にも似た、歴史的な瞬間でした。
【再結論】
ステフィン・カリーは、歴史という大きな物語の上でも、現在のコートという現場においても、疑いようもなく「歴代TOP5」に値するプレイヤーである。
アレン・アイバーソンがその革命性を感性で断言し、ESPNがその持続性をデータで補強しました。37歳を迎えた今シーズンも、彼はコート上の構造、スタッツ、そしてバスケットボールカルチャーの全ての中心に君臨し続けています。
次に見るべき3点
- ESPNの56勝予測は現実になるのか。
- ホーフォード、バトラーとの連携で、カリーの“重力”はどう作用するのか。
- ポジェムスキーは、“次の重力源”へと成長できるのか。
【感想】
そう、彼の伝説は過去形じゃない。現在進行形です。NBAのど真ん中で歴史を塗り替え続けるその姿から、今シーズンも目が離せません!

















