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ヤフーショッピングの統計情報は、毎日見ていますか?
毎日見ることで、お客様がどこから来ているのか、お客様の行動履歴や行動パターンも見えてきます。
ショップ運営は、日々の数字の積み重ねが大切です。
ほったらかしでは売れません。たとえ、売れても限度があります。
統計情報をうまく活用すれば、販売ページやショップ全体の改善点、商品ラインナップの修正点などもわかってきます。
まずは、1日5分でもいいので、見るクセをつけていきましょう。
統計情報を毎日見ることは、ショップ運営にとって大きなメリットがあります。
それでは、統計情報で何がわかるのか?
この記事では、ヤフーショッピングの統計情報でチェックしておきたい11項目についてご紹介します。
【1】基本情報(売上・ページビュー・注文数・購買率など)
ショップの基本情報では、日次・週次・月次の売上とページビュー、注文数、購買率、客単価などを見ることができます。
また、パソコンとスマホ、アプリそれぞれからの売上の情報もわかります。
ここでポイントは、売上よりも購買率や客単価などの数字を見ることです。
特に、「5のつく日キャンペーン」など売上が伸びる日は、これらの数字が大きく変動することがあります。
まずは、自分のショップの傾向を知ることですね。
【2】速報 (直近24時間のアクセスと売上)
直近24時間のアクセスと売上を見ることができます。
これも毎日チェックしながら、自分のショップの傾向を知りましょう。
【3】参照元別(お客様がどこから来たのか)
お客様がどういう経路でショップに来たのかという参照元を知ることができます。
具体的には、以下のような参照元がわかります。
- shopping.yahoo.co.jp/search → キーワード検索から
- shopping.yahoo.co.jp/category → カテゴリー検索から
- shopping.yahoo.co.jp/snl → ストアニュースレターから
- ノーリファラ → 参照元なし(スマホからのアクセスであることが多い)
お客様の流入経路を知ることは、ショップの施策をするうえで、とても大きなヒントになります。
【4】検索流入(お客様がどんなキーワードで検索したのか)
検索流入は、お客様がどのようなキーワードで検索してショップにたどり着いたのかという情報です。
これも、【3】の参照元と合わせて、とても大事な情報になります。
検索流入は、商品タイトルのつけ方などにもすごく影響します。
そのあたりの話は過去記事でも書いているのでご覧ください。
ヤフーショッピング講座 [第7回] キーワード検索ツールを使おう
【5】お客様の属性(年代・性別・注文数・客単価など)
お客様の属性を知ることができます。
リピート率の高さ、男女比、年代層別の売上など、ショップの状況を確認して、必要な施策を行います。
例えば、最もお客様の多い年代層に絞って、ターゲットに刺さる商品を提供する、といった施策などが効果的ですね。
【6】お客様の行動履歴
お客様のストア内やカート内での行動履歴がわかり、行動パターンを分析することができます。
お客様行動履歴詳細と合わせて分析すると、より正確な傾向が見えてきます。
例えば、型番商品を購入するお客様は価格とレビューで決める傾向があります。
そして、商品をカートに入れた後に、ショップ内を回遊する傾向もあるので、関連商品や付属商品が提案できるとより売上を伸ばせます。
また、ヤフーショッピングではTポイントも使えるので、ポイントが消費できる低価格の商品も掲載しておくと買ってもらえる確率が上がります。
【7】商品別(商品別の売上やページビューなど)
商品別の売上やページビューなどを確認できます。
確認できるのは、売上の上位100件の商品です。
どの商品がどれぐらい売れているのかという傾向を知ることができます。
【8】時間帯別(時間帯別の売上やページビューなど)
時間帯別の売上やページビューなどを確認できます。
お客様の購入時間帯は、提供する商品やカテゴリーによってさまざまです。
自分のショップの傾向をつかんで、最も売れる時間帯に合わせて事前にニュースレターやクーポンを配信しておくといった戦略に絡めていきましょう。
【9】ページ別(ページ別のページビューと訪問者数)
ページ別のページビューと訪問者数を確認することで、どの商品がよく見られているのかがわかります。
ここでポイントは、このデータをもとに「購入に至ってない理由」を考えることです。
この理由は、ページやショップ全体の構成にも生かせます。
例えば、よく見られているページに関連性のある売りたい商品を置く、商品を見た後にストアトップやストア内検索・レビューページを回遊しやすい配置にする、などです。
自分がお客様になったつもりで、つながりを意識したショップを作りましょう。
【10】ニュースレター(配信回数・配信メール数など)
ニュースレターの配信回数や配信メール数、クリック数、保有アドレス数などの推移が確認できます。
パソコン表示版から見ると、売上などのコンバージョンも確認できます。
メールの開封から売上に至った商品があれば、そのメールタイトルや本文なども確認しておくと、購入してもらえるニュースレターの傾向を分析することができます。
【11】調査用リンク
ストアへのリンクを設置したサイト(誘導元サイト)からのアクセス状況を調査するためのリンクを作成できます。
この調査用リンクを誘導元サイトに設置しておくと、そのサイトからの訪問者数や売上、注文数、購買率、客単価などの情報を確認することができます。
ニュースレターでの個別商品に仕込んだり、SNSや広告内のリンク先に指定したりするのが主な使い方です。
以上が、ヤフーショッピングの統計情報でチェックしておきたい11項目です。
ショップを運営するうえで、数字を日々確認しておくことは、とても大切です。
自分の直感だけで判断するのもいいですが、数字はうそをつきませんからね。
統計情報をもとに施策することで、最短ルートで成功を手にすることができます。
まずは1日5分からでも、毎日パソコンでチェックしていくクセをつけていきましょう。
それでは。