今日は、ちょっと違う角度で。
有在庫ではあまりないと思うのですが、
無在庫販売でありえる話なので、
ここでシェアしていきたいと思います。
事の発端は、僕がフと気になったことから。
そういえば、アマゾン無在庫輸入の人たちって、
アカウントが飛んだり、複数持ちたくなったら
どうしてるんだろうか？
家族名や法人で各１つのアカウントを持てるのは知ってます。
全部無在庫で結構ある話らしいんですが、
身内等で使えるアカウントが
焼き尽くされて新規で作れなくなっちゃうとか。
そうなると、新規で作るには、
外注さんに名義借りすることになるらしいです。
アカウントのやり取りは、お金にやり取りと同様に
気をつけなきゃいけないんですが、
僕が気になったのは、名義を貸している方の
売上になってくるので、そのあたりの申告って
どうなるのか？ってことです。
気になったので、何人かに聞いてみましたが
具体的な返答はなく・・・
いや、そこって依頼者的にはそこまで重くないかも
だけど、貸してる方にしたら大問題では？
申告してもらって、そこの申告にかかる費用や
所得税、消費税などのお金を負担するっていう
現実味のない話までありました。
おいおい・・・
僕も知らないままではイヤなので、
僕が御世話になっている税理士さんに
聞いてみました。
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谷口
ちょっと、お聞きしたいんですけど、
アマゾン等で家族や他人の名前でアカウント登録や銀行口座、クレジットカードを
登録して、その運営は本人が行った場合の税務上の申告はどのようにして行うべきですか？
要は名義を借りて運営した場合、業務提携契約書みたいなもので
毎月のフィーを支払いすれば、申告上、本人の収入としてできますか？
名義を貸している方には、売上申告や納税義務は発生しませんか？
ややこしいですが、宜しくお願い致します。
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税理士
おはようございます。
お尋ねの件ですが、次のようになります。
■概要
税務上の所得の帰属判定は、名目ではなく実質で判断します。
「実質所得者課税の原則」と言います。
■今回のケースは
これを今回のケースに当てはめますと
その運営より生じる所得は
口座やアカウント登録の名義人に帰属するのではなく
運営者である谷口さんに帰属します。
よって他人の名義でやった行為でも
その行為の実質的な運営者である谷口さんに所得が帰属します。
名義を借りたのでフィーを支払う、とかは関係ありません。
フィーを払おうが払わなくても、実質的な運営者(谷口さん)に帰属します。
名義人には売上とかは生じません。
■フィーについて
以上の議論と別内容で
何らかのフィーを払ったとしたら、
そのフィーを払ったという行為自体は通常の行為です。
払った谷口さんの必要経費。
受け取った名義人の雑収入
となります。
以上となります。
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ということで、実質的な運営を行っている依頼者に
所得が帰属するとのことでした。
あ～～、スッキリ。w
で、思ったのは、無在庫稼げるんだろうけど
イロイロ面倒だなってこと。
この話題とは少し違いますが、
先日のワークショップで
議題に上がったことを少しシェア。
外注化しすぎて、自分のスキルが上がっていかないこと。
リサーチや交渉を外注さんに投げるのは賛成です。
そうしていかないと、社長である自分の時間は作れなくなりますから。
でも、外注さんに投げる前に自分がそれを理解しておく必要があります。
理解っていうのは、頭で理解というより
どちらかというと、体感で理解かな。
自分の中でイロイロな経験、パターンを
持っておくことによって、外注さんにも
指示を出しやすくなるし、間違っているポイントがわかる。
ここの理解が浅いと、交渉やリサーチが
うまくいかないということの
責任の所在が外注さんになりがちです。
そうなってくると、成果も上がりにくくなるし、
成果が上がらないから、外注さんとの関係性も悪くなるかも。
自分が理解してないことを伝えるのって、
厳しいし、伝えられる方も困っちゃう。
これって結構、やりがちなので意識したいですね。
それでは、頑張っていきましょう！！
失礼します。
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